買取実績

世田谷区にて希少な斑竹の中国筆を鑑定|赤く美しい水玉模様を15万円で買取

中国美術硯屏・筆
品目 竹の筆 3本
買取価格 10万円

東京都世田谷区のお客様より、中国製の古い筆3本を10万円で買取いたしました。ご自宅の整理中に見つかったお品とのことで、LINE査定をきっかけにご相談いただいた案件です。ご依頼主様は、当初「たかが筆にこれほどの値がつくのか」と、えびす屋が提示した金額の高さに大変驚かれていましたが、実はこの筆には、現代の書道具市場では入手困難な極めて希少な竹材が使用されていました。

 

世田谷区は、成城や等々力、深沢、二子玉川といった歴史ある邸宅街が広がり、古くから書道や茶道を嗜む文化人が多く住まう地域です。そのため、上野毛や代沢、豪徳寺周辺のご自宅の整理の際にも、今回のような一級の書道具が発見されるケースが多々ございます。今回拝見した筆の軸(柄の部分)は、単なる竹ではなく「斑竹(ハンチク)」と呼ばれる特殊な状態の竹であり、書道具の中でも、こうした素材の違いは査定額に大きく影響します。

 

■ 中国で熱狂的な人気を誇る「斑竹(ハンチク)」

斑竹とは、竹の表面に赤茶色の水玉模様のような斑点が現れたもので、特に中国では古来より「湘妃竹(しょうひちく)」の名で親しまれ、熱狂的な人気を誇る素材です。その美しさや由来については、東京国立博物館などの公的な美術資料でも稀少な工芸素材として紹介されています。この模様は人工的に作れるものではなく、特定の環境下で菌が作用することによって生まれる自然の芸術です。

 

特に、斑点が鮮やかに赤みを帯び、形が整っているものほど、中国美術の市場では「宝石」と同等の価値で買取されます。今回お譲りいただいた3本は、まさにその「赤く美しい水玉」が軸全体に均一に広がっており、保存状態も極めて良好であったため、3本で10万円という破格の評価が実現いたしました。

 

■ 専門的な目利きが分かつ「筆」の真価

中国美術の世界では、こうした素材の希少性が価格を大きく左右します。一般的な竹軸の筆であれば、たとえ古くても数千円の評価に留まることが多いですが、斑竹や彫刻が施された象牙軸などは、一気に数十倍の価値に跳ね上がります。親子二代、四十年にわたり書道具を専門に扱ってきたえびす屋は、こうした「一見すると汚れに見えかねない斑点」の中に潜む真の価値を見逃しません。

 

世田谷区を中心に、杉並区・中野区・渋谷区・目黒区・大田区、さらには三鷹市・狛江市・調布市といったエリア一帯は、私たちの鑑定士が毎日のように足を運んでいる地域です。この周辺地域全般には、先代が中国との交流の中で手に入れられた貴重な筆や墨、硯などが数多く眠っています。その辺り全般に強いえびす屋に任せていただければ、どこよりも深い知識と高い買取額でご期待にお応えいたします。

 

私たちは東京美術商協同組合などの正会員として、斑竹の希少性を世界基準の相場で判断しています。だからこそ、相見積もりの末に「えびす屋さんが一番高かった」と仰っていただけるのです。世田谷区、杉並区、中野区、渋谷区、目黒区、大田区、三鷹市、狛江市、調布市。この辺り全般で買取を行っているえびす屋に、ぜひ安心してお任せください。創業40年の信頼と誠実さを以て、大切なコレクションを次代へと繋ぐお手伝いをさせていただきます。LINE査定や出張買取にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

 

この記事を書いた人

田附 時文(たづけ ときふみ)

えびす屋 鑑定顧問 / 中国美術・書道具専門査定士

父親の代より創業40年以上にわたり、印材・書道具・美術品の鑑定・買取に携わる「えびす屋」の鑑定顧問。特に紫檀や翡翠、時代墨、田黄石などの希少な素材の目利きにおいては、長年培われた圧倒的な経験に基づき、多くのコレクターから厚い信頼を寄せられています。

現在は、東京・大阪・京都の各美術商協同組合に加盟し、誠実かつ適正な査定を第一の信条としています。世田谷区を中心に東京都全域で、大切なコレクションの価値を最大限に評価いたします。