骨董コラム 煎茶道具とは
2024.10.11
煎茶道具を高く買い取ってもらうにはどうすればいいのか
えびす屋では、煎茶道具も買い取りをどこよりも高く買い取らせて頂いております。
煎茶道具とは
煎茶道具とは、鉄瓶や、銀瓶、朱泥の急須や、錫の茶托や、茶壺、焼き物で出来た煎茶碗など、お茶に関係するものを
骨董業界では、煎茶道具と呼びます。
煎茶道具の使い方
煎茶道具は、2パターンの使い方があります。
1つは、美術品として観賞されるパターン。
もう1つは、実際にお茶やお湯などを沸かして、使われるパターンになります。
観賞用では、錫の茶托の上に煎茶碗を置き、朱泥などを隣に置き、観賞用として配置致します。
煎茶道具の観賞用の為に、ミニアチュールの朱泥や、錫の茶托、茶壺などがあります。
実際に使うパターンの2パターンでは、銀瓶や金瓶、朱泥にお茶やお湯を沸かし、煎茶碗に注ぎ、飲むというパターンがあります。
中国では、お茶は薬だという考えのため、お茶を飲んで身体を治すという考えです。
ですので、中国の方は煎茶道具に対して情熱を持って購入される方が多々います。
中国では、現在、中国製の煎茶道具だけでなく、日本の煎茶道具にも情熱を持って購入される方が沢山おられます。
日本の煎茶道具は質も高く、デザインも魅力的な物が多いので、日本国内だけでなく、中国本土でも大変人気となっております。
また、中国だけでなく、台湾でも人気な美術品の1つなので、煎茶道具は過去より高騰しております。
煎茶道具で売れる作家
現在様々な作家が作った煎茶道具が、アジア全体でブームが起きております。
人気な作家を一覧
蔵六(ぞうろく)
※鉄瓶や、煎茶椀、茶托、錫の茶入れなど、様々な作品を作っております。
煎茶道具の人気作家であり、代々名前を継いで作品を作られております。
箱書きなどもしており、蔵六はとても人気です。
竹泉(ちくせん)
※煎茶椀や鉢、香合など様々な作品があるが、ポピュラーなのは、
煎茶椀。
煎茶椀は作風が変わっておれば、より高額な美術品として取引されます。
清風(せいふう)
※煎茶碗をはじめ、茶碗や香合など、様々な作品があります。
煎茶碗は、中国、台湾でとても人気があり、値段が高騰しております。
沈存周(ちんぞんしゅう)または、(ちんしけん)
清時代(1644~1912年)に名前をはせた詩人。 錫の茶托や茶壺などに「沈存周」という銘が入っていることがあります。
これは、沈存周にあごかれや、敬意をもって真似をして作られたのが多いです。
とても人気のある方なので、高額な取引がされております。
金龍堂(きんりゅうどう)
鉄瓶で人気な作家。
金龍堂は、銘の入り次第で初代であるのかなど、鑑定の見方が様々な角度で見なければならない作家になります。
初代になるにつれて、値段は高騰します。
孟臣(もうしん)
朱泥の定番の作家。中国の明時代の方。
「荊渓恵孟臣製」という銘がよくみられます。
荊渓とは昔の名前だという由来があります。
彫り銘や、落款で押している場合など様々な銘の入りがあり、その銘の入り次第で値段が異なります。
しっかりした真贋が必要となり、銘次第で値段が大きく変わっていく方です。
そのほかにも、高額で取引されている作家もおられます。
最後に
煎茶道具は、現在中国の方や、台湾の方に大変人気となっております。
えびす屋では、1つ1つ鑑定し、丁寧に査定致します。
ぜひ、お気軽にお問い合わせ下さい。
この記事では、煎茶道具について掲載致しました。
また、煎茶道具について骨董コラムとして色々と掲載していきますので、読んで頂けると幸いです。
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