硯

硯は大きく分けると国産の「和硯」と中国産の「唐硯」2種類があります。特に中国の硯の歴史は大変古く、 紀元前からその存在が確認されており、古硯は古美術品としての価値も高くなります。有名なものでは、 端渓硯、歙州硯、洮河緑石硯、澄泥硯の中国四宝硯があります。日本には、山口県の赤間硯、宮城県の雄勝硯、 山梨県の雨畑硯といった価値のある和硯があります。えびす屋では和硯、唐硯、書道用の硯から作家物の硯まで 幅広く査定をさせて頂きます。査定のポイントとしましては✓年代の古さ✓希少性（作家作品など）✓保存状態 の良さが重要となってきます。また「硯箱」がある場合はぜひ一緒にご用意下さい。有名な蒔絵師が作った硯箱 は国宝にまで指定されているものが存在します。繊細な蒔絵の装飾がされている硯箱は価値が高くなります。