文鎮・筆架・水盂の買取

書道具の観点を利用とする目利きが、豊富な知識で書道用品 文鎮と筆架、水盂の査定をさせていただきます。

書道用品 文鎮と筆架イメージ

書道用具の文鎮とは、書道をする際に、使用する文房四宝の1つです。
用途としては、紙が風などで飛ばない為ようにしたり、紙を動かさないようにする役割があります。
紙を固定するのに「鎮ずる」という意味を込めて、文鎮という名前になったとという説もあるのだとか。
日本では別名として、書鎮(しょちん)と呼ばれることもある道具です。

筆架(ひっか)は、文房四宝である筆を置く為の文房具の1つで、筆休みに使うものです。

水盂(すいう)は、匙を使い、水を汲み取り硯に水を入れる容器のこと。
硯の筆洗いにも使われる役割があります。

目次

文鎮の種類

文鎮は中国が発祥と言われており、主に中国美術・日本美術に沢山の種類があります。

中国美術

中国美術の文鎮では、染付の磁器で出来たものや、古い銅器で出来た古銅など、
様々な種類が有名です。
中国美術の書鎮の中でも、木で作られたものや、
螺鈿などを細工されたものは、人気があります。
また動物の絵柄では、神獣のものの人気が高いです。

日本美術

日本美術では、主に古銅を使い、文鎮としての役割を果たしておりました。

古銅の文鎮は、ウサギや、馬、鳥、猫などの動物であしらわれているものがあり、
観賞用としても人気があります。
文鎮の目的で作られたかは不明ですが、古銅の動物シリーズで穴が開いていなければ、
文鎮という名称になります。

文鎮は、主に2種類の国に分けられ、サイズなどは決まっておらず、
置物として使えるなら、書鎮、または文鎮と呼びます。

書道用品 文鎮と筆架イメージ

筆架の種類

中国美術

筆架は、染付で出来た磁器や古銅などの種類があります。
中国美術の筆架は世界的にも人気があり、高額な取引がされております。
磁器でも、古銅でも人気のある文房具の1つです。

日本美術

日本美術の筆架は、文鎮と同じように古銅で出来たものが多くあります。
土物で出来たものも数が少ないですが、存在してます。

韓国美術

韓国の筆掛はとても希少性が高く、日本美術より高額な取引が行われる場合が多いです。

韓国美術は、水滴、硯などが多いのですが、
それ以外はあまりなく、筆掛が市場に出てくると高額な取引がされます。

動物では、海獣(かいち)といった神獣や、朝鮮で有名な金剛山をモチーフにしたものがあります。

水盂(すいう)の種類

主に3種類に分けられます。

中国美術

中国美術の水盂は、焼き物や磁器のものもありますが、主に清時代のものは人気があり、高額な取引がされております。
とくに清朝時代の磁器のものは、精密な技法で描かれており、中国人の方には人気のある品物です。

骨董品は、古ければ古いほど、高額な取引がされる特徴がありますが、
中国美術の場合は、綺麗で超絶技巧であればあるほど人気があり値段が高くなります。

日本美術

日本美術の水盂は、主に焼き物と銅器で出来た2種類があります。
しかし中国美術に比べ、日本の水盂はあまり人気がありません。
銅器の水盂で動物などをモチーフとしてる場合には、人気があるものも存在します。

韓国美術

神獣をモチーフにした水盂から、龍など様々な種類があります。
素材は磁器で出来たものが多いです。
韓国美術の水盂は、筆架と同じく高額取引されています。
文房具があまり作られていなかったという背景もあり、市場に出てくると、高額な取引がされます。

韓国美術品は韓国人、日本人に大変人気があります。白磁の磁器に、青色の染付が入っているのが特徴的です。白磁だけで出来ている場合もありますので、白色で出来た焼き物でしたら、査定を検討しましょう。

書道用品(文鎮と筆架と水盂)の買取の評価項目

文鎮、書鎮、筆架、水盂の買取では、以下のような評価項目をもとに買取価格が算出されます。

時代があるかどうか

文房具品の高いものは、真似をして作られているのが多い現状です。
その時代に作られたものなのかという、真贋が必要となってきます。

時代の真贋は、やはり古美術商をやっている方でしか分からない部分が大いにあります。
1つ1つ丁寧に査定をしてもらえる古美術商に買取をお願いすることが大事です。
 

傷がないかどうか

骨董品全般にいえますが、傷は無ければ無いほど高額となります。
日本美術の場合、銅器で出来ているのが多いので、傷の心配は少ないですが、
韓国美術と中国美術は磁器や焼き物で出来ているため、大切に保管することが大事です。

桐箱に入っているのなら、しっかりと保管しておくことをオススメします。

伝来などがあるか

古美術商は、箱書きや紙に人の名前があると値段があがるケースがあります。

竹雲といった山本竹雲などの箱書きがあると、それを踏まえて査定がされ、値段が上がることも。
紙の資料などがある場合は、しっかりと保管するのしておくことが大切です。

希少性があるかどうか

美術品は、モノが良くても数が多く作られている作品より、珍しい作品や珍しい材質などで作られている方が高額な買い取りが出来ます。
骨董品の種類にもよりますが、文鎮だと金で出来たもの。筆架だと磁器で出来たものや、石。
水盂だと、蕎麦という緑色で出来た磁器のものが人気で、高額となっております。t

書道具買い取り専門店 えびす屋の魅力

えびす屋では、東京美術倶楽部や大阪倶楽部、京都美術倶楽部などでも売ることが出来ます。
東京美術倶楽部は、全国で500名ほどしか会員になれておらず、えびす屋ではその一員として
骨董業界から認められており、販売することが出来ます。
信用があるからため、倶楽部という格式ある市場に入る事が出来ております。

まとめ

この記事では文房具の文鎮と筆架と水盂の高価買取のコツ、評価項目などを解説しました。
文鎮や筆架、水盂の査定買取など、1点だけしかで所持しておらず、
査定に困っている方沢山いらっしゃると思います。

えびす屋では、創業40年の確かな目利きから、1点ずつ丁寧に細かく査定いたします。
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